2011/03/01

運命に「イエス」という生き方を。



2月28日。
関学就活生に溢れ返ってる梅田キャンパス14階、
同じフロアの反対側ではたくさんの人たちの想いが生まれた。

カンボジアエイズドキュメンタリー
『それでも運命にイエスと言う。』



HIV/エイズ、死、差別、運命、国際協力、自分の可能性
いろんな考えるテーマがこの数時間にはあった。

監督は
東京医科大学6年の葉田甲太さん@KotaHada
昨年大学を卒業し、今年起業予定の小川光一さん@koichi_luz

HIV/エイズが問題なのは知っている。
でもなんだろな。
ずっと自分からはずっと遠い存在な気がして。
あまり関心が持てる問題じゃなかった。

「国際協力」って何?
会場から監督のお二人に質問があった。

小川さん
「国際協力ってコトバがそもそも好きじゃない
だって”国際”って言ってる時点で国を隔ててるんでしょ。
国内も国外も同じ。
ゴミを拾うのも
お年寄りの方に席を譲るもの
ウガンダやスーダンに行くもの
根本的には同じ。
行き着く先は人のため。」

自分が活動してきたエコハビでも同じようなことをよく話す。
何で海外を支援するの?
何か答えは簡単だったのかも。

小川さんの言う「心のフォルダ」
日本人の多くには国内/海外のフォルダが出来てる。
それをもっと上に上げて行く必要性。
アジアに、地球に。

葉田さん
「差別が起きるのは自分の知り合いがいるかいないか
創造性の欠如の問題。」

今の日本のメディアはここでいう知り合いしか報道していないのかなって感じた。
大事なのは「知ること」と、その「きっかけ」。

最後にみんなで考えた自分の可能性。
俺はこの1年「伝える」ことをずっと考えてきた。
昨日のブログにも書いた夢。
いろんな生き方、世界を伝えられる社会の先生になる。
その伝えることの一つに今日の事こともあっていたいなって。


エイズと共に生きてるお母さんが半年ぶりに我が子を抱きしめたときの表情が頭から離れない。
車からおりて
すぐそこにいる娘に向かって走るんだけど
娘の前で転んじゃって…
でもすぐに立ち上がって娘を力強く抱きしめたんだ。
あの光景が忘れられない。
親子で手をつないで歩いてるあの幸せそうなお母さん。

今はもう彼女はいないんだって。
25歳。
葉田さんは同じ歳になって、俺ももうほんと目の前だ。

2月は本当に生きることと、死について深く考えた1ヶ月だったなってふと。
そこにはたくさんの出会いがあって、それぞれの生き方が自分の糧になる。
ホント感謝だ。
イベントを主催してくださった国際協力団体Girasolの皆さんにも感謝。



「人生にはいろんな日があって、
 悲しい日、辛い日、楽しい日
 たとえどんなことがあっても、
 今この瞬間は楽しく生きていけるはず。」




運命を受け入れよう。
人のせいにせず、自分の人生に責任を持って。
運命に「イエス」という生き方を。












カンボジアエイズドキュメンタリー
それでも運命にイエスという。

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